HeDis's Neta

ネタ日記やSSなど

タカシとお父さん「怖い話」

今週のお題「怖い話」

 

タカシ「暑い…。この暑さは何…」

父「確かにこれは暑いな…」

タカシ「外の日差しもすごいし…」

父「照りつける日差しがあの甘酸っぱい夏を思い出すな♪」

タカシ「いつの話だよ…。はぁ…。エアコンも故障しているし…」

父「そうだ!こんな暑い日は怖い話をしてヒヤッとするのもいいんじゃないか♪」

タカシ「おっ、いいねー。何かある?」

父「すごいたくさんあるぞー。2話くらい♪」

タカシ「2話かよ!…じゃあ、何か適当に話してよ」

父「実はお父さんな…」

タカシ「うん…」

父「本当はタカシの叔父さんなんだ♪」

タカシ「こわっ!何そのカミングアウト…?」

父「ハハハ♪怖かったか。まぁ、嘘だから気にするな!」

父「じゃあ、次の怖い話だ♪」

たかし「はいはい、どうぞ」

父「これ、本当の話なんだけど」

タカシ「うん」

父「2年前、ちょうど今日のような暑い日に。ベッドで寝ているときに金縛りにあいまして」

タカシ「うん」

父「怖いなー。怖いなー。と思ってたら、突然玄関のドアがバァーンって開いて」

タカシ「うんうん」

父「ミノタウロスが入ってきた」

タカシ「ミノタウロス!?」

父「そうだ」

タカシ「幽霊ではなくミノタウロス!?」

父「そうだ…」

父「しかも部屋に入るなりなんて言ったと思う…?」

タカシ「えっ、何だろ…」

父「吾輩は猫である!吾輩は猫でああるぅぅうう!」

タカシ「猫とミノタウロスはだいぶ違いますが!?」

父「ミノタウロスも暑さにやられてた」

タカシ「そこまでアイデンティティ崩壊する…」

父「で、そいつは猛ダッシュで玄関に行き、ドアをバァーンって閉じて帰っていったんだ…」

タカシ「何それ。まぁ、ある意味怖いけどさ…」

父「じゃあ、これでお父さんの怖い話は終わりだ♪」

タカシ「えっ、もう終わり?」

父「終わりだ♪さっ、じゃあ次はタカシの番だぞ♪」

タカシ「怖い話なんてないよ」

父「こわっ!」

タカシ「いや、怖くねぇーし!」