タカシとお父さん「ファーストフード店」
父「タカシ。前回の交通安全の劇(過去日記参照)は大成功だったな!社長も大絶賛
タカシ「個人的には面白さは追求してなかったけどね~。しかもあのままいくとは思
父「そうか?お父さんは練習の時から手ごたえ感じてたけどな♪」
タカシ「あぁ、そう…。」
父「よし!今日はお礼の意味を込めて、タカシにご馳走するぞ♪」
タカシ「本当!?なにご馳走してくれるの?」
父「アメリカの有名チェーン店、マクダーノだ!」
タカシ「…マックかよっ!なぜそこで英語的発音…。」
父「なぜって、お父さんはネイティブアメリカンだからな。」
タカシ「いやいやいや!!あんた生粋のジャパニーズじゃん!」
父「意味の分からないことを言うなっ。英語で話せっ。」
タカシ「あなたも日本語で話してますよね!?」
父@はぁ。まぁ良い。マクダーノにLet us goだ。」
タカシ「Let's goで良いと思うよ。」
**************
父「マクダーノについたぞ、タカシ。」
タカシ「えっ、ドライブスルー?」
父「そうだよ。それがどうした?」
タカシ「いや、中で食べると思ったからさ。」
父「まっ、気にするな♪」
店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
父「タカシ何にする?」
タカシ「チーズバーガーとポテトとウーロン茶で。」
父「じゃあ、チーズバーガーとポテトとウーロン茶を一つずつ。お父さんは何にしよ
タカシ「(カーフィー!?コーヒーって言えよ…)」
父「大盛で。」
タカシ「なんでそこだけ思いっきりジャパニーズなんだよ!?Lサイズで良いじゃん
父「えっダメか?ダメ。ゼッタイ。か?」
タカシ「いやいやいや!そこで薬物乱用防止する意味が分かりませんから。」
父「じゃ、清盛で。」
タカシ「平家の武将が出てきたよ…。」
店員「かしこまりました。」
タカシ「かしこまっちゃったし…。」
父「あと、ハンバーガーとスマイルに苦味をドッピングして下さい。」
タカシ「苦笑い!?」
店員「かしこまりました。」
タカシ「…。」
店員「では、あちらの方へ移動してお待ち下さい。」
父「どうだ?タカシ?お父さん英語すごいだろ?」
タカシ「いろいろな意味でビックリだよ。」
父「だろ」
父「よし、じゃあタカシに英語を教えてあげるよ♪まずは発音からだ。よく間違える
タカシ「はいはい、分かったよ。」
父「じゃ、いくぞ。」
父「ゼーット!!」
タカシ「いやいやいや!!いま思いっきりゼーット!って言ったよねっ!?」
父「タカシ…ヒアリングも鍛えないとな。」
タカシ「はぁ?」
父「じゃ、次は会話だ。タカシ、適当に何か言ってみろ。」
タカシ「Is this dog?」
父「No,this is Takashi.」
タカシ「おれかよっ!!」
父「Takashi is my sun.」
タカシ「はいっ!?sonでしょ!son!なーんでお父さんの太陽にならなきゃいけない
父「君は僕の太陽だ。君がいないと僕は枯れてしまう。」
タカシ「キモっ!!」
父「キモイとはなんだ!お父さんがお母さんにプロポーズした時の言葉だぞ!」
タカシ「もっとマシな日本語を発しようよ…。で、お母さんは何て答えたの?」
父「枯れて下さいと、一言。」
タカシ「よく結婚できたね」
父「まぁな♪」
タカシ「・・・。」
店員「お待たせしました~。ご注文の品はこれでよろしいでしょうか?」
父「オゥ!サンキュー。」
父「タカシ、見てみろ!カーフィーの大盛だぞ!」
タカシ「うわっ、めっちゃ表面張力アピールしてるし!」
父「ハハハ、すごいな。これが清盛だったらどなるんだろうな♪」
タカシ「知るか!」
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