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ネタ日記やSSなど

タカシとお父さん - 図書館

タカシ「暑い…。暑すぎるよお父さん…。なんで我が家にはエアコンがあるのにつけないんだよ…。」

 

父「分かる…。その気持ちはすごく分かるぞ…。お父さんだって暑くて死にそうだ…。」

 

タカシ「じゃあ、エアコンつけようよ…。」

 

父「ダメだ…。エアコンをつけるとだな…。」

 

タカシ「つけると…?」

 

父「引きこもりがはかどってしまう…。」

 

タカシ「別にいーじゃん。」

 

父「ダメだ!引きこもりがはかどったあげく、タカシが『日本ひきこもり協会』を立ちあげてしまったらどうする!?」

 

タカシ「たちあげないって。」

 

父「タカシの部屋は6畳しかないんだぞ?たちあげたとしても、みんなでひきこもるのは人数的に限界があるだろ?」

 

タカシ「そこが問題なの!?」

 

父「もちろんだ♪」

 

タカシ「ハァ…。じゃあさ、どっか行こうよ。涼しい場所に行けば良いじゃん。」

 

父「おっ、それは名案だな♪さすがタカシ♪お父さんの隠し子なだけあるな♪」

 

タカシ「隠し子だったのかよ!…で、どこに行く?」

 

父「じゃあ、向こうの冷蔵庫にでもいk」

 

タカシ「行かねーよ」

 

父「行かないの!?」

 

タカシ「涼しい場所ってそういう意味じゃないよ!ほら、なんかお店とか施設とか、そんなスポット的な場所だよ。」

 

父「うーん、涼みに行くだけだから、そんなお金がかからないところが良いよなぁ。」

 

タカシ「まぁ、そうだね。」

 

父「では、図書館に行こう♪」

 

タカシ「図書館…。まぁ、無料だし自由研究で調べなきゃいけないこともあるし。まぁいっか。」

 

父「決定だな♪早速スーツに着替えて行くぞ!」

 

タカシ「えっ、わざわざスーツに着替えるの?」

 

父「冗談だ冗談♪でも、お前はちゃんとモビルスーツ着て行くんだぞ?」

 

タカシ「なんでだよ」

 

**********************

 

タカシ「やっと着いたね〜。移動するだけでも汗だくだよ。」

 

父「その現象を『汗ダクリング』という!テストに出るからよーく覚えておくように!」

 

タカシ「はいはい。早く中に入ろう。」

 

父「そうだな♪」

 

 

父「で、タカシは何の本を読むんだ?」

 

タカシ「自由研究で舞台について調べたいから、そんな本を探して読もうかなと。」

 

父「おっ、舞台か。じゃあここに良いのがあるぞ。」

 

タカシ「へぇー、誰が書いた本?」

 

父「お父さんがさっき書いた♪」

 

タカシ「お父さんかよっ!しかもさっき書いたばかりかよっ!んで、どんな本なの…?」

 

父「舞台で使われている木材に」

 

タカシ「木材どーでもいいよ!」

 

父「たいする、お父さんの熱い思いを」

 

タカシ「どんな情熱だよ!?」 

 

 父「俳句にした♪」

 

タカシ「俳句!?」

 

父「舞台はね ピカピカ木目 夏の夜。どうだ♪」

 

タカシ「残念すぎるよ。」

 

父「おっ、お父さんの才能に嫉妬か〜♪タカシもやればできると思うぞ〜♪」

 

タカシ「…。」

 

父「よし、この本を…。この棚にこっそり寄贈して…。」

 

タカシ「こっそり寄贈!?」

 

父「帰るぞ!」

 

タカシ「えっ、早くない?なんで?」

 

父「エアコン消し忘れたからだ♪」

 

タカシ「つけてたのかよっ!」

 

図書館の水源郷

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【タカシとお父さんシリーズ】

今週のお題「読書の夏」